総合企画 ふくま 代表 福真 昭彦 様

当企画は2017年に開業した経営コンサルタント事務所です。

前職は数千億規模の一部上場企業の役員に長らく携わり法務案件も担当しておりました。賃貸借案件、売買案件、知財案件など民事がほとんどでしたが複雑な場合直接指揮をとっておりました。エピソードとすれば行政相手に最高裁まで原告側として持ち込んだ案件です。固定資産評価に関するものですが、ご存知のように最高裁は事実認定についてはいわゆる門前払いで受理すらされません。下級審での法解釈が憲法や判例に対して瑕疵があるという上告理由を満たすことが条件であり、結果として税務行政に一石を投じることができました。当時担当弁護士と何度か最高裁に行きましたが、建物の重厚さに加え入場検査や持ち込み制限がされており流石に敷居の高さを感じましたが、待合室では「開かれた裁判所」のビデオが放映されており「どこが!」というアンマッチを感じたものでした。

また、多様な事件結果から裁判所は企業対個人の争いは企業に対して半負けとしがちです。私はある意味これは妥当性があるものだと思っております。なぜならば企業のダメージは個人ほど大きくないからです。

もう一つ、裁判官は和解を勧め判決文を書きたがらないと言うことです。理由の一つに判決が上級審でひっくり返るとキャリアに関わるようです。裁判官も人の子だと感じたものでした。

案件の増加により法律事務所の追加を迫られ、埼玉県トップのグリーンリーフ法律事務所様と顧問契約をしたのは十数年前でした。

グリーンリーフ法律事務所様は大変強力な援軍でした。特に五分五分の相手に対して、まずは警察まがいの現場調査から始まり法律判例調査はもとより法曹関係の人脈までの横断的な総合力を発揮し、結果としてほとんど負けなしでした。

そんな関係で顧問をお願いしております。会社であれば顧問契約は一般的かと思いますが、私は今の時代では個人ですら顧問弁護士は必要であると考えております。確かに個人では案件発生はごく稀です。考えて見れば病気も稀と言えます。かかりつけ医者がない場合、手遅れになる可能性があると同様に弁護士も「かかりつけ」が必要と思います。もう一つは情報です。グリーンリーフ法律事務所様では毎月旬な情報が送信されてきます。世の中の変化とともに法律も年々変化しておりこの点は医者とは異なるものです。グローバル化と想定外が進む今の時代「かかりつけ弁護士」で安心して暮らせるという「安心感」はお金に代えがたいものと思っております。

最後に高い技術力(医者同様ここがポイント)をもちながら、加えてきめ細かい対応ができるグリーンリーフ法律事務所様のような存在はなかなか得難いものであることもお伝えしたいと思います。