この制度は、「青少年の雇用の促進等に関する法律(若者雇用促進法)」に基づいて平成27年10月からスタートした制度で、青少年の採用・育成に積極的で、若年の労働者の雇用管理状況などが優良とされる中小企業を、厚生労働大臣が認定して、その企業に対しメリットを与える制度です。
厚生労働省の定める認定基準を満たす中小企業(常時雇用する労働者が300人以下の事業主)であれば、この認定を受けることができます。
このユースエール認定企業として認定を受けると、認定マークの使用が可能になり、ハローワークなどでの重点的PRの実施、認定企業限定の就職面接会への参加、関係助成金の加算、日本政策金融公庫による低利融資、一部の公共調達で加点評価されるなどのメリットがあります。
近年、わが国では、次世代を担う青少年の安定した雇用や、キャリアアップ、働き甲斐をもって仕事に取り組めるような働きかけが求められています。
そこで、青少年の労働者を積極的に採用・育成している優良な企業の知名度を上げるために情報発信を支援し、認定制度によってこれらの企業を支援しようというのが、本件制度の趣旨です。