令和2年6月5日、改正個人情報保護法が国会において可決、成立しました。この法改正は、自身の個人情報に対する意識の高まり、技術革新を踏まえた保護と利活用のバランス、越境データの流通増大に伴う新たなリスクへの対応等の観点から […]
「会社経営お役立ち情報」の記事一覧(52 / 60ページ目)
弁護士が解説 下請法の概要と親子会社の取引
1 下請法の概要 ⑴下請法とは 法律で定めた一定の取引を下請取引とし、その場合の親事業者の義務、禁止事項を定めた法律を言います。 ⑵下請法の対象となる取引 下請取引にあたるかどうかは、取引の内容と、事業者の資本金規模によ […]
残業代請求権の時効が延長!企業側にとってのリスクを弁護士が解説!
近年の残業代請求案件の増加傾向 近年、残業代請求案件が増加しています。 司法統計という、最高裁判所が公表している統計があるのですが、この統計から、労働審判事件(賃金手当についての事件(解雇予告手当を含む))の推移を見てみ […]
個人情報保護法 (最低限知っておきたい内容)
1 近年の情報化社会が急速な進展し、また自らの個人情報の取り扱いへの関心が高まっています。事業者である以上、個人情報をまったく扱わないことは不可能と言ってよいでしょう。しかし、ひとたび個人情報を不適切に扱えば、その事業者 […]
インターネット上の誹謗中傷
1 概要 近年、インターネット上のSNSや書き込みサイトを利用し、企業のプライバシーや名誉が侵害される案件が増えてきています。このようなことが起きた場合、企業としてどのような対策・対応をとることができるでしょうか。 2 […]
休職制度の設計
1、病気やケガによる休職とは 私的に病気になったりケガをして(私傷病といいます)仕事が出来なくなった時に、仕事に就くことを一定期間免除し、その期間中に回復すれば復職、満了時に回復していなければ退職してもらう、というもので […]
民法改正と売買基本契約書Ⅱ
1 契約解除権⑴(民法541条) 民法では、契約解除の規定は次のようになっています。 ① 売主に債務不履行があった場合(製品を引き渡さない、引渡した製品に契約不適合がある)は買主が、買主に債務不履行があった場合(代金を支 […]
民法改正と売買基本契約書 (売買基本契約書のどこを注意すべきか)
1 修理、交換の請求 ① 民法の定め 製品に契約不適合がある場合、買主は、修理、交換のどちらを選択することもできますが、売主は、(買主に不相当な負担をかけないときは)買主が請求した方法と異なる方法をとることができます。つ […]
パワーハラスメント
厚労省がまとめているパワハラの具体例としては、■身体的な攻撃(暴行・傷害)、■精神的な攻撃(脅迫・名誉毀損・ひどい暴言)、■人間関係からの切り離し(隔離・仲間外れにする・無視する)、■過大な要求(業務上明らかに不要なこと […]
従業員のメンタルヘルス
従業員の心の不調によって使用者が不利益を被ることが多くなっています。例えば、従業員が心の不調によって問題行動を起こしたり、休みがちになったり、また、深刻なものでは、従業員が自死したり、回復の困難な精神疾患に罹患して、本人 […]