運送・物流企業様向け顧問サービスをご案内しています。
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運送・物流企業を営む皆様へ
運送・物流業の裾野は広く、物品保管、加工、荷役、梱包、運送、情報処理等が含まれますが、各段階で物品の破損・紛失等のトラブルがあり得、また、契約関係の多層化や事業提携等の影響によりトラブルが発生する機会が増加しております。
運送・物流業が抱える法的リスク
①物品破損・紛失・遅配等のリスク
荷物を預かってから配送先に届けるまでに何らかの事情で物品が破損・紛失する可能性があります。その場合、誰が誰に対して責任を負うか契約関係等を紐解いていく必要があります。
②契約内容に関するリスク
①にも関連しますが、トラブルを未然に防ぐためには適切な契約関係を締結することが重要となります。不備のある契約書はトラブルの種になりますので、条項の確認や見直しを検討する必要があります。
③代金に関するリスク
保管料や運送料が支払われない、荷物を受け取ってもらえず保管を継続している等代金回収の問題が生じる可能性があります。後者の場合、時間の経過により保管料が嵩んでいくため迅速な対応が必要となります。
④交通事故のリスク
運送中にドライバーが交通事故を起こしてしまうことがあります。その場合、怪我等をした被害者対応をどのように行うか、荷物の遅配等の影響にどのように対処するかが問題となります。
⑤労働関係のリスク
長時間労働、事業場におけるハラスメント、業務中の事故等、従業員との労働関係からは多様なトラブルが生じる可能性があります。いずれも会社の責任が問われる可能性がありますので、事前及び事後の備えが重要となります。
⑥顧客からのクレームリスク
運送・物流業はエンドユーザーに対するサービス業の側面もあります。配送された荷物の状態や遅配等についてエンドユーザーからクレームが入ることがあり得ます。初期対応によってはネット上の口コミやSNSで話題になることもあるため、対応は診療に考える必要があります。
弁護士の活用方法例
①法律文書作成・チェック
・契約書類のリーガルチェック
・就業規則の整備 等
②債権回収
・内容証明郵便送付
・訴訟・差押え 等
③労務紛争対応
・交渉対応
・労働審判・訴訟対応 等
④クレーマーへの対応
・内容証明郵便送付
・クレーマー対応研修の実施 等
顧問契約のメリット
訴訟対応等顧問契約の範囲に含まれない弁護士業務も存在しますが、転ばぬ先の杖として弁護士をご利用いただくことをご検討いただければ幸いです。
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